クリスチャン・ディオール展@MOT(東京都現代美術館)

1月初旬、クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエへ行きました。

(このページは行ってからすぐに書き出したのですが、トルソーの部屋あたりで書き途中のまま下書きに眠っていました。チケットが取れないと話題になっているのを聞き、終わる前には書き終えなくてはと、再び戻ってきました。文章おかしかったらすみません。)

Dior展へ来られる方は併せてposhの記事もどうぞよしなに。

orcadagio.hatenablog.com

展覧会の内容が知りたい方は「いよいよ展覧会へ」からどうぞ。

クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ 展の概容

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会期は2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)となっています。途中、展示替えもあるようです。

美術館に入ってすぐ驚いたのは当日券の販売列です。長蛇の列でした。オンライン予約優先チケット(日時指定)を買うのが安心ですね。とは言え、こちらも埋まりが早い!

(1月の時点では予約困難というほどでは無かったと記憶しています、、)

ホームページを見ると「本展はクリスチャン ディオール クチュールの特別協力により、中高生が無料です。美術館チケット売場にて入場の紙チケットをお渡しします。(学生証をご提示ください)ただし混雑時は入場までお待ち頂く場合がございます。午前中のご来館および分散来場にご協力ください。」との文言が。これの為に並んでいた方もいたのかな。

また、特別仕様のシャトルバスも運行されています。GINZA SIXから乗るのだとか。

巡回の様子

この展覧会はパリ装飾芸術美術館での成功に続きロンドン、上海、NY、ドーハなどを巡回してきました。パリ装飾芸術美術館での写真を数枚拝見しましたが圧巻でした。

www.wwdjapan.com

いよいよ展覧会へ

創設者クリスチャン・ディオールの原点から始まり、コレクションとして我々を迎えてくれるのはかの有名な「バー」スーツです。ドキュメンタリーなどで拝見していましたが、実物を拝見出来るとは、、、。

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このスーツのある展示室は、展示室そのものが「バー」スーツの形を模しているのだとか。私は後日知ったのですが、、。これから訪れる方はぜひ展示室にもご注目ください。f:id:orcadagio:20230211012411j:image

また「ディオールと日本」という章ではディオールと日本のつながりについて見る事ができます。ここも展示室が特徴的で日本文化を感じさせる作品が多数展示されています。f:id:orcadagio:20230211012338j:image

部屋を移動すると歴代のクリエイティブ・ディレクターたちの作品が並びます。あなたのお気に入りは誰ですか。

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また「ディオールの夜会」は圧倒的な存在感でした。どうなっているのかしばらく分かりませんでした。どこまでも続くようなコレクションたちには目を奪われます。

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トルソーが並ぶ、白を基調とした部屋。一つ一つのトルソーはラインによって全く違う雰囲気を持っていますが、白で統一されていることで一体感があります。

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映像が流れている部屋の背面に並んでいたのはファッション誌です。日本のものもありました。女神かな?とつい写真に収めたのがこちら。「プラダを着た悪魔」に出演していた二人、「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス、そしてジェシカ・ビールですね。(敬称略)

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そして部屋を進んで行くと「ディオールの夜会」を先程とはまた違ったアングルで見る事ができます。しばし立ち止まったり、座ってゆっくり鑑賞したり、ゆっくりとした時間が流れていました。

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香水やジュエリー、ミニチュアドレスがグラデーションになって展示されている部屋も。イメージない色もあるなぁなんて。普段自分が選ばない色でも「これ素敵!」なんて新しい発見も。ここのミニチュアドレスがとっっっても可愛らしくて、グッズにして欲しいくらい。オートクチュールで作ったら大変なお値段になりそうですが、、。

引きで見るのもいいですが、この部屋を彩る一つ一つの作品もまた美しいです。f:id:orcadagio:20230211012951j:image

そして日本庭園をテーマにした展示も。とても明るく、彩り溢れる空間です。日本人作家の作品とともに鑑賞出来ます。

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そろそろ終わりが近づいてきました。

この部屋では名だたるセレブリティ、スター達が実際に纏ったドレスを観る事ができます。その名も「STARS IN DIOR」。

ダイアナ妃をはじめ、著名な俳優がアカデミー賞などで着用していたドレスが展示されています。この部屋からは女性達のパワーを感じますね。人が身につけた時どんな動きを見せてくれるのか気になります。メットガラが見たくなってきた。

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この部屋で終わりではないですが、ページはここで終わりです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

大切なお部屋が省略されていたりすると思いますが、全てはとても書ききれないのでご勘弁を。お年始からとても素敵なものを見させていただきました。感謝。

 

ジャン・コクトーの言葉を借りて、カッコよく締めさせていただきます。

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